2020年11月27日金曜日

開化丼

明治時代に外国からいろんな文化が日本に入ってきました。

これを「文明開化」といいますね。

牛肉、豚肉、玉ねぎなどの食材もこの頃日本に入ってきたと言われています。

そして「開化丼」という料理ができました。

豚肉、玉ねぎ使っています。



学校菜園を見ると、大根と白菜が元気に育っていました。

給食で使うのには量が足りないなあ。

2020年11月26日木曜日

ふかしいも

徳島県の鳴門金時。甘みのある品種で、ふかしいもにぴったりです。

そしてこの豆腐の量。86kgの生豆腐は、287丁。

今日は、とうふもさつまいもも、切るのが大変。

スチコンで蒸したふかしいもは、そのままでとてもおいしかったです。

↓どうやって入れたらおいしそうに見えるか悩みながら数える調理員さん。↓

2020年11月24日火曜日

きのこのトマトスパゲティ

ゆでたてのスパゲティを、できたてのソースにからめて出来上がりです!

2020年11月20日金曜日

和食の日 献立

11月24日は「和食の日」です。1124の語呂合わせで「いいにほんしょく」だそうです。

給食ではこの日はパン献立の日で、和食に統一できないので、本日を和食の日としました。

「切り干し大根と金時豆の煮物」は、和泉市の郷土料理ということで、毎年1回出しています。

和泉市ホームページにも載っているのでご覧くださいね。↓↓↓


でも、この料理、子どもたちに不人気なんです。

そもそも金時豆自体が苦手な子が多いです。

切り干し大根だけの煮物ならよく食べてくれます。


一人分の分量にすると、一人当たり豆は3粒ほど。上の見本の通り。

でも、残量は全校でこんなにあります↓(1年生は校外学習、給食人数は約600人)

こんなにたくさん豆入れてないんですけどね。

よけて食べたのかな。

たとえ残ってしまっても、和泉市の食文化を知るきっかけになったらいいなと思っています。

2020年11月18日水曜日

ホイコーロー

給食の回鍋肉(ホイコーロー)は甜面醤(テンメンジャン)をたっぷり使っているので、本格的な味付けになっています。

とてもおいしくて、白いご飯がおいしく食べられました。

ただ、大量調理の悩みは、中心温度85度以上で90秒以上をクリアしなければならず、炒めすぎになってしまうことです。

おいしい炒め物を作るコツは、強火で短時間で炒め、野菜の歯ごたえを残して仕上げること。

今日、調理の様子を見ていて、もっとおいしく作る方法を思いつきました。

また次回をお楽しみに。

2020年11月17日火曜日

さつまいものチャウダー

さつまいもはかたくて、切るのに時間がかかります。
ホワイトソース。バターと小麦粉を加熱し、さらさらになったら牛乳を注ぎ入れます。
牛乳アレルギーの生徒さんには、ホワイトソースを入れずにコンソメ味で提供しました。

2020年11月16日月曜日

三色ナムル

給食の関東煮(かんとだき)は、朝9時ごろだしをとって、こんにゃくを炊き始めるので、味がよくしみてとてもおいしいです。

三色ナムルは、しゃきっとおいしく、しかも色よく仕上げるために、調理法を工夫しています。

1.人参ともやしはスチコン(スチームコンベクションオーブン)で蒸す。

2.釜に油を入れ、1の野菜を炒める。水が出てきたら取り除く。

3.調味料と煎ったごまを入れて、中心温度測定。

4.別釜に湯を沸かし、チンゲン菜をゆで、湯の中で中心温度測定。
  消毒済みのざるに上げ、湯をしっかり切る。

5.3の釜にチンゲン菜を戻し、混ぜる。

今までいろいろ試しましたが、この作り方が一番おいしい。しかも色がきれいだと思います。

もっといい方法あれば教えてくださいね。

2020年11月13日金曜日

さばの味噌煮

さばの煮付け、今日は味噌煮です。

味噌を入れると焦げやすいので、少なめのしょうゆである程度煮てから、味噌を入れます。

「家ではこんなにおいしくできない」とよく言われますが、考えられる原因としては


1.さばはノルウェー産の脂がのったものを使っている

2.一釜に400切れ(約28kg)を入れて煮るので、圧力がかかり、味がよくしみ込む

3.さばを重ねて入れる際に、せん切りにした生姜をはさみこんでいる

4.1時間以上弱火で煮ている

5.愛情たっぷり注入!

などかなあと思います。


国産のさばは、身がしまっていて固いので、ノルウェー産の方がやわらかくて人気があります。
家でも試してみてくださいね。

2020年11月12日木曜日

タンタン麺

肉みそです。これだけで食べてもおいしい。
本当は、教室でトッピングして食べてほしいんですけど、それはそれで配膳が大変です。
肉みそを最後に入れて、タンタン麺のできあがり。

2020年11月11日水曜日

さつまいもごはん

さつまいもは、食べやすく1cm角位に切りました。

職員室で、「さつまいもの皮は機械でむくの?」と聞かれましたが、

「いえいえ、ピーラーで皮をむいて、包丁で切って、家庭と同じですよ。」

と答えると、

「へ~!すごいね。何本切るの?」

「30kgぐらいなので、1こ300gとしたら100個ですね。」

「たいへんやね。」

「今日は調理員さんたち、休憩なしでがんばってくれたんですよ。」

「毎日おいしいの食べさせてもらってありがたいね。」


こんな会話がありました。

給食室内はみなさんが見えない場所にあるので、調理の様子はなかなか見てもらえないのが残念です。

だからせめて写真などでお伝えしたいと思ってます。

2020年11月10日火曜日

鶏肉のレモンソース

給食で時々出るレモンソースは大人気です。

今日も、K先生から、「レモンソースってどうやって作るんですか。レシピ教えてください。」って言われました。

レモンソースの材料は、10人分ぐらいで

レモン果汁  大さじ1
砂糖      大さじ2
薄口しょうゆ 大さじ2
みりん     大さじ2

小鍋にみりんを入れて火にかけ、アルコール分を飛ばしてから他の調味料を入れてさっと加熱します。
鶏もも肉は、塩、こしょう、小麦粉、片栗粉をまぶして揚げ、レモンソースをかけます。

給食では、白身魚のフライにレモンソースをかけることもあります。
今日から残量調査が始まりましたが、いつもと変わらず、いや、さらによく食べてくれてます。

牛乳もパンも、欠席者分ぐらいしか残りません。

給食が残らない学校は、いい学校だと昔から言われていますが、本当だと思います。

残飯を回収する仕事をしてくれている給食委員の働きぶりもすばらしいです。

2020年11月9日月曜日

トマトとチーズのマフィン


小麦アレルギーの生徒が増えている現状もあり、最近は米粉ミックスを使うことが多いです。


乳アレルギー用のチーズ抜きマフィンは先に焼きました。


「ハロウィンのかぼちゃケーキですか?」という人もいましたが、かぼちゃではなく、トマトの色です。人参色にも見えますね。

3年生の教室では、トマトとチーズとバジルのケーキはどんな味だろう?と気になっていた生徒が、カレーより何より先にマフィンを口にほおばり、にっこりして「おいしい!」と言ってくれました。



2020年11月6日金曜日

麦ご飯




和泉市では、月に1回麦ご飯出しています。

麦ご飯といっても、100%麦ではなく、中学生一人分の分量は、

白米100gに大麦の押し麦を10g混ぜて炊いたものです。

押し麦なので粒の真ん中に筋が入っていて、「これが麦だな」と分かりますし、食感ももちもちと弾力があり、麦ご飯を好きな子も多いです。

白米が貴重だった時代は、麦を多くして炊いていたので、バサバサしておいしくなかったのでしょう。

昭和10年代に生まれた私の父は、「麦ご飯」と聞くと子どもの頃を思い出していやがっていました。

でも今の時代は、麦を混ぜることによって

ビタミンB群や食物繊維が多くとれる

という健康効果を期待して食べる人も多いですね。

白米を多くしたらおいしく食べられます。