ベーコン、キャベツ、人参のシンプルなソテーですが、これがとてもおいしいのです。味付けは、塩、こしょう、薄口しょうゆ少々です。
おいしさの秘訣は、野菜をスチームコンベクションオーブンで蒸し焼きすることだと思います。
家ではなかなか真似できません。
手作りのミートソースもおいしいです。
ミンチ、玉ねぎ、人参、干しシイタケをじっくり炒めて塩、こしょうし、トマトピューレ、ケチャップ、うスターソース、コンソメを入れて煮こみます。最後にパセリを入れます。
缶詰やレトルトとは違う、本物のおいしさです。
今日は「本物の味」についてちょっとお話します。
本物の味というのは、混ざりけのない、食材本来の味だと思います。
ちまたには、手軽に食べられる便利な食品が出回っていますが、原材料をよく見ると、家にはないような食品添加物類がたくさん使われている物が多いです。
原材料名を見て、すべて知っている物だったらおそらく自然素材のよい商品でしょう。
最近市販のものには、蛋白加水分解物、酵母エキス、アミノ酸など、よく使われていますが、家にある食材でしょうか。
私は、子育てをする中で、自然のものを子どもに食べさせるよう心がけてきました。
例えば、和風のだしは昆布、煮干し、削り節からとります。給食と同じです。
でも、たまに時間がなくて、粉末だしを使うこともあります。
そんな時、子どもにばれます。
「お母さん、今日のだし、なんか違う。即席みそ汁の味がする。」
するどいなあと思いつつ、本物のだしの味が分かる子に育ってくれたんだなとうれしくなります。
給食を食べる生徒たちにも同じ気持ちで、本物の味を伝えていきたいと思っています。